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佐賀山 豊
エネルギーレビュー, 41(8), P. 42, 2021/07
第四世代炉国際フォーラム(GIF)は、2001年1月に米国ワシントンDCで持続可能性を有すGEN-4炉を国際協力による開発を目的とした会合を元に、現在13か国11機関が「GIF憲章」に署名し活動している。GIFの運営トップの政策グループ議長は、米・仏・日が3年ごとの持ち回りで、現在は、日本原子力研究開発機構の上出英樹文部科学省参与が第六代議長を務めている。「GIF憲章」締結以降、開発目標と炉概念として纏められている。四つの開発目標の設定(経済性,安全性,持続可能性,核拡散抵抗性)。六炉型の選定(ナトリウム冷却高速炉,鉛冷却高速炉,ガス冷却高速炉,超臨界圧水冷却炉,溶融塩炉と超高温ガス冷却炉)。GIFの成果としてナトリウム冷却高速炉の国際標準となる安全設計基準(案)SDC/SDG(安全設計クライテリア/安全設計ガイドライン)を日本の主導的役割の下に作成した。今後は実証段階の技術について共同開発の新たな仕組みの構築とGEN-4炉の国際標準となる保守・保全に係わる設計規格・基準類の整備が重要である。2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、原子力の持続的利用を可能にするGEN-4炉システムの早期実用化達成のため、GIFがその役割を果たすことを期待したい。
柴田 大受; 佐藤 博之; 植田 祥平; 竹上 弘彰; 高田 昌二; 國富 一彦
2018 GIF Symposium Proceedings (Internet), p.99 - 106, 2020/05
第四世代原子力システムの一つである超高温ガス炉(VHTR)システムについて、原子力研究開発機構で実施している研究開発活動の進捗についてまとめた。高温工学試験研究炉(HTTR)は2010年に原子炉出口温度950Cでの50日間連続運転を達成し、その際、被覆粒子燃料の優れた品質を示した。また、高燃焼度化に向けてZrC被覆粒子の開発を進めている。炉内の構造物に用いる黒鉛の耐酸化性の向上のため、黒鉛へのSiC被覆について中性子照射の影響を調べている。将来の商用高温ガス炉コジェネレーションシステムについて、国際的な安全基準の整備を進めている。HTTRは新規制基準の適合性審査を経て、2019年に再稼働を見込んでいる。ISプロセス連続水素製造試験設備では、2016年に31時間の連続試験が完了した。HTTRでの水素製造-ガスタービン試験に向けた基本設計を完了した。
鈴木 康文
原子力eye, 50(6), p.10 - 11, 2004/06
原子力産業会議主催で開催された国際シンポジウム「原子力開発における課題と国際協力の意義」における議論のなかで、GIFで代表される次世代原子力技術開発の国際会議の意義等についてとりまとめを行う。
津田 修一; 山口 恭弘
JAERI-Data/Code 2001-018, 50 Pages, 2001/05
GIFT(Geometric Information for Target)は、三次元幾何形状の図形出力,領域の体積計算,定義形状の検証等を行う目的で、米国Ballistic Research Laboratoryにおいて開発されたコードである。GIFTコードのCG(Combinatorial Geometry; 幾何形状パッケージ)図形表示機能を用いると、直投影または、透視投影によって表現される三次元構造物の外形や断面図を多様に描くことができる。本報告書は、大型計算機からパーソナルコンピュータへのGIFT使用環境の移植と、より有益な本コードの使用環境の開発に関して記述したものである。
岡野 靖
no journal, ,
GIFにより2013年5月に発行された「SDCフェーズIレポート」は、その後、米NRC, 仏IRSN, IAEA, 中国NNSAからレビューコメントが寄せられ、現在SDC改定版への反映事項がまとめられた段階にある。また「安全アプローチSDGレポート」も同様に国際レビューが2016年に開始され、IAEAからの中間レビューが為された状況にある。本報告では、これら国際レビューにおける重要な論点及びその背後にある技術的背景について概説する。
上出 英樹
no journal, ,
Generation-IV International Forum (GIF)の活動内容を紹介するとともに、今後の第4世代炉開発にむけてGIFの協力の方向性を示す。
上出 英樹
no journal, ,
Generation-IV International Forum (GIF)の近年の活動内容を紹介するとともに、今後の第4世代炉開発にむけてGIFの協力の方向性を示す。
川崎 信史
no journal, ,
ICONE-29におけるパネルセッション(パネル4,第4世代炉)におけるリードトピックスとして、第4世代炉開発におけるGIFのアプローチと、日本のGIFに対するポジションを説明している。本リードトピックスに基づき、パネルディスカッションを行う。